スノーピークから考える今後のよめむこカフェ(キャンプ部をつくりたい)

Newspics の『デューデリだん!!』というコーナーでスノーパークについて取り上げられていたので気になって見たところ、個人的にとても興味深い回でたいへん勉強になったのでアウトプットもために記事にしてみることにしました。

なぜスノーパークのコーナーを見ることになったかというと、実は先日キャンプ好きのお客様とお話する機会があってすっかりキャンプに行きたい衝動に駆られていたところだったのです。
ちなみにその方とキャンプに行く予定を既に計画済。(笑)
しかもその方もスノーパークに勤務されているということもありなおさら気になっていました。外から分析した会社を知った上で中のことも知れるなんてこんな貴重な経験はなかなか出来ないですよね!

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キャンプに惹かれた理由

実は昔からキャンプには興味があってずっと行ってみたいと思っていたし、同級生の友達がキャンプに行ってるのをきくととても羨ましいと思うことが今までにも幾度となくありました。しかし、28歳は今の今までキャンプに行ったことがなかったのです。
ちなみに私のInstagramでアンケートを取ってみたところ

回答数48
・キャンプに行ったことがある 21名
・行ったことがないけど行ってみたい 15名
・虫がおらんかったら行きたい 11名
・興味ない 1名

という48票中26名が「行ったことがないけど行ってみたい」という結果でした。
なんと58%も同じような人がいたことにはとても驚きました。キャンプブームにもかかわらずこの数字はそれほど「キャンプに行く」というハードルが高いことを意味すると言っていいのではないでしょうか。

私がキャンプに惹かれている理由は「携帯からの脱却が出来る場所であること」だと思っています。
携帯がないと仕事が出来ない。
携帯がないと情報が仕入れられない。
携帯がないとアウトプットが出来ない。
携帯がないと人とのコミュニケーションが取れない。
こんな現状に多分疲れているんだと思います。別に「携帯を見ると頭がいたい」とか「仕事に疲れてめまいがする」とかではないんですが、どこか自分の本能が自然を求めてる気がします。笑
先日も日帰りでどこかに行こうかという話になった時に、日帰りにも関わらず片道3時間かけて岐阜に行き、川でご飯を食べて滝を見に行きダムを眺めていました。
行ったら行ったで携帯で写真撮ったりして結局携帯を触っているのですが、普段とはまた違う感覚でした。これを言語化するのはまだ自分には出来ないのかな…という感じです。

そんなことを考えているときにスノーピークの社長のインタビューを聞いて、「文明社会が発達すればするほど、自然への欲求も比例的に高まる」という社長の言葉にとても共感を覚えました。
そしてそれと同時に自分がしているビジネスも同じことだということに気付きました。
今まで何気なく使っていた「こんな時代だからこそ人はリアルな繋がりを求めている」という言葉が、自分の中で具体化されました。
人は元々SNSがない時代を生き、対面のコミュニケーションの中で生きてきました。生まれてから携帯を扱えるようになるまでも対面でコミュニケーションを取ることで過ごしてきた私たちにとって、人と会う回数が大幅に減ってしまった現代において「人に会って話をしたい」という欲求はみんなが感じるものなのだと。

自分の中でしっかりと言葉に意味を持てることで、今後この言葉を使う時にはより伝えやすく話すことが出来るかと思います。

「結婚式」を通じた繋がりはやがて消えていく…?

スノーピークのミッションは「人間性を回復する」
そして”自然志向のライフスタイルを提案し実現する”という言葉を掲げています。

スノーピークは「衣・食・住・働・遊」と様々なライフスタイルに関わることでお客様との接点を増やしており、それぞれにファンがつくことでどんどんコミュニティが広がっていく。スノーピークではお客様との接点を増やすために領域を広げていると考えれるのですが、よめむこカフェではお客様に離れてほしくないためにコミュニティを広げていきたいと思いました。
基本的に結婚式というのは人生1度のものであり(バウリニューアルなどの習慣も出てきているので一概には言えないですが)「結婚式の日」という期限が決まっています。結婚式が終わると当然結婚式のことについて考える時間は薄れていき次第には思い出となります。
せっかく結婚式をきっかけに繋がることが出来たのに、この繋がりはいつか消えていってしまうのだろうか….
現状の結婚式場のような、常に新規が入ってきて式が終わった人とは接点がなくなるビジネスは僕の望むものではありませんでした。
なのでその人たちが今後も繋がれるような場所を用意したい!場所やきっかけがないと自力で繋がるのは難しいし、なによりも価値観やライフイベントの近い人と繋がれることがとても楽しくてその人の支えになると確信しているからです。
「結婚式が終わっても繋がれる」と言ってはいるものの現状のままだとお客さんは離れていくに違いないので、今後も繋がっていれるように接点を増やしていく必要があります。

よめむこカフェとキャンプ

「キャンプ」を選んだのには2つ理由があります。
1.「夫婦生活」を良くしていくきっかけにキャンプがとても良い
2.大阪で活動していく限りキャンプ需要がある

前提として僕は夫婦生活について興味があって、3人に1人が離婚すると言われる日本において夫婦がずっと寄り添って過ごしていくことがとても難しいことだと感じていて、うまくやっていくためにどのようにしていけばいいかを考えています。その一番の課題が「相手としっかり向き合って話すこと」が少ないのが理由だと感じています。
元々ふたりでしっかり話す習慣がある人は問題ないのですが、習慣が元々ない夫婦は結婚して時間が経ってくると改まって話すことをしづらくなります。しかしお互い話し合いがしたくない訳ではなく、ただきっかけがないだけの場合も多くありそのきっかけの一つとしてキャンプは良いのかなと考えました。
自然の中でバーベキューをしたりテントを張ったりなど共同作業をして、何もないところで二人で火を見ながら綺麗な心で話し合う。そんな時間をつくることが出来ればとても素敵だなと想像しています。そのような考えからキャンプと夫婦生活にはとても相性が良いと思っているのが1つ目の理由です。

2つ目の理由は「大阪」という場所です。
東京ほどの大都市ではないものの大阪もすごくガヤガヤしています。
普段の生活で緑を見ることもあまりなくて、自然に触れようと思っても難しいのが現状です。都市化が進めば進むほど人は自然を求めます。しかし、都市で生活する人は時間に余裕がない人が多かったり車を持っていない人も多いです。僕もまさにその典型的な例です。本能では自然を求めているのですがきっかけがないのです。
なので身近に「参加したいと思える環境」があれば十分なきっかけになると考えています。

こう色々と書いているのですが、正直に言って机上の空論だなーと書いている僕自身が感じています。早く実際にキャンプに行ってみて良いところ良くないところをしっかり体験していきたいと思いますが、もし良かった場合はしっかりと取り組んでいく必要が十分にあると考えています。

コミュニティを広げていく

繋がりを大切にしているよめむこカフェにとって、コミュニティというのはとても重要であると常々考えています。
結婚する人・結婚式をする人は今後も変わらず応援していくのは大前提として、他の領域にも広げていく必要が必ずあります。現状大切にしていきたいのは「よめむこカフェで結婚式準備をして式が終わった後の人がその後も繋がっていける場所を作ること」です。
一度離れてしまった人が戻ってくるのは中々難しいです。せっかくよめむこカフェをいいなと思ってくださった人に寂しい想いをさせないようにしっかりと準備をしていきたいと思います。

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